[にょろにょろ工房]電子工作: 2003年10月 Archives

ZDNNで紹介され照るけどJEOL(日本電子)の開発したキャパシタNano Gate Capacitorって言うモノが開発されたらしいよ。
特徴はこっちの方がわかりやすいかな。

鉛電池やリチウム電池みたいな、化学結合を使った電池じゃなくって、電気を電気のまま蓄えるんだって。リリースには蓄電池って書いてあるけど、コンデンサと電池をあわせた言い方のキャパシタの方が正しいね。用は容量の大きなコンデンサー。今までも炭を使った電気二重層キャパシタ（スーパーキャパシタ）ってあったけど、それがさらに進化したみたいだね。

もう一つ利点。電気を蓄えるのに、鉛とかカドミウムとかリチウム使ってないから、すごく軽いよ。アルミと炭と溶液で終わりだもん。

ちなみにスーパーキャパシタはみんな既に使ってるかもよ。小さいやつが時計とかパソコンのバックアップに使って足りすることあるからね。ハイブリッドカーでも使ってるみたいだね。工房でもバイクの電圧安定させるのに使ってるよ。

そのうち、交換要らずで軽いキャパシタがバッテリー代わりに搭載されるようになるのかな〜。
ちょっと、期待の新技術だね。