2002年01月01日

(旧館から)
うちのバイクは振動が激しい単気筒揃いなので、電球ではすぐに玉切れしてしまいます。LEDなら玉切れなし。交換もいらないので、防水もしっかりできます。発熱も少ないので、プラスチックのレンズが溶けることもありません。それ以上に、純粋な赤や黄色で目立つこと請け合い。 回路図も公開しています。
車検も無事に通過しました。

LED化するときの問題はウィンカーです。単純に電球からLEDにすると、消費電力が減るので、純正部品のリレーが反応しなくなり動作しなくなります。リレーを変えるか、ライト以外の部分で電気を消費させるしかありません。ウィンカー一つで10Wから27Wくらいもあるので、消費する部分はほとんど電熱線状態です。これでは メリットが少なくなるので、リレーの部分を作り変えてみようと思います。

ポッシュやデイトナのミニウィンカーに詰め込める数12個を基準に計算すると、LEDの場合には、片側の前後で0.6Wから1.2Wしか使いません。バイクの部品ではあまりに消費電力が少なくないために置き換えられるリレーが見あたりませんでした。
(バイクの部品ではなく、電子部品で探せばあるのですが、その場合には、コネクターや防水の問題をクリアしないといけません)
いっそのこと、機械部分が無い(その分長寿命な)回路を組んでみようと思います。

こちらはいろいろバリエーションが増えてきました。

■前提
基本的にはうちにあるSRとSRXとSerrowのバッテリーレス車を対象に考えてあります。

バッテリーがないので、電圧の変動が非常に大きくなっています。
12Vが規定ですが、測定すると6Vから18V程度までふれていました。

また、単気筒の振動でカスタムのウィンカーやストップランプがツーリングのたびに必ず切れます。ナンバープレートを落としたこともありました。 振動、恐るべしです。
また、特にセローはライトが暗いので信号系統で節電できれば、その分20W程度、明るいヘッドライトを搭載できるかも。
淡い期待です。
レギュレータの回路が発熱するので、 一応、 風の当たる場所に配置してください。


 → いたちに手伝ってもらったウィンカーボディーとストップランプの組み立て写真はこちら


簡単な修正と、しかるべき石の変更を行えば、バッテリー車でも使える回路がほとんどです。
ポイントは、マイコンやロジック回路は5Vで動かし、出力の部分を12Vにしてあげることです。
ロジックICのウィンカーは12V仕様なので、参考になるでしょう。

■お願い
こういう回路の組み方を専門的に習ったことがあるわけではないで、なにか大きな間違いがあるかもしれません。
見つけた方は是非ご指摘ください。

ご指摘はこちらからどうぞ。

詳しい解説は、できあがり次第、順次公開します。お待ちください。

あと、実際に作られた方、リンクされる方、ぜひ、お知らせを。

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