2003年08月17日

(別館から)
SRのエンジンをついに補修。クリアランスのせいで、猛烈にオイル上がりしてたんだよね。

SRのエンジンのピストンを鍛造のワイセコから鋳造のヨシムラに交換。クリアランスをノーマルと同じに設定。ボーリングはスラクストン経由で近藤内燃機に。指定値の0.05mm確保。

重さなんかのラフな測定を一応。精密じゃないから注意してね。

■重さ:
ピストン単体:370g
ピストンピン:86g
ピストンリング:23g
全部で計ると478g

■リセスの深さ:
in側6mm out7.5mm

■ピストンピン外形:
直径:20mm、長さ:61mm、内径:12.1mm、テーパー部深さ:15mm、縁の厚さ:1.8mm

■トップとセカンドリング:
厚さ:1.2mm
幅:3.3mm

■オイルリング(重ねて):
厚さ:2.7mm
幅:2.7mm

噂では、ピストンリングがいいんだよって。

ピストン交換ついでに、ちょこちょこと、ヘッドの補修も。
ヘッドもピストンにもカーボンびっちり。オイルと圧縮上がって、ずれた点火時期をごまかすための濃いめのセッティングがまずいのかな。
下がりは起きてない模様。すすがついてるけど、きれいなバルブシャフト。
シリンダはそこそこきれい。もう数万キロ走ってるから、こんなもんでしょ。

タコメータギヤなんかも取っ払っおうと思ったら、なんとケーブルの折れた先が見事に固着。ルータとたがね使って大騒ぎに。なんとか、削り取り、開いた穴にふたを...あ、Oリングとクリップがないや。Oリングは在庫から適当なのを調達。クリップは...後で考えよう。

etc etc。続きは作業が終わってから。

11:25